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あさか
(干物ナース)
食べて、寝て、ときどき旅。
わりと怠惰。
でもそれでいいと思ってます。
そんな日々の記録。

「7月末までに退去してください」と言われた日。【立ち退き騒動①】

最後に投稿した記事から、気がつけば2ヶ月以上が経っていた。

本当に、
「あ……」
とか
「え……?」
とか言っている間に。

やる気に満ちていたはずのブログが、
気づけば止まっていた。

今日は、その理由をちゃんと書いておこうと思う。

遡ること、5月の頭。

一本の電話から、すべてが始まった。

『そちらの建物を管理している会社の者です。

直接お会いして、お話ししたいことがありまして。

できれば早めがいいのですが、
ご都合のいい日はありますか?』

きたか。

いや、まさか。

そう思いながらも、
心臓がドクドクと音を立てていた。

私が住んでいるアパートの1階には、
ずっと大家さんが住んでいた。

だけど去年、
大家さんはいなくなり、
いつの間にか管理会社が入っていた。

近所でも、
古い家が取り壊されて、
新しい建物に変わっていくのを何度も見ていた。

だから、
「うちも、いつかそうなるのかな」
と、少しだけ心配していた。

でも、1年近く何も起こらなかった。

いつしか、その不安も頭の片隅に追いやられて、
すっかり忘れていた。

そんな矢先の電話だった。

私は、
まさか、と思いながらも、
担当者さんと会う日を決めた。

ゴールデンウィーク明け。

『昨年から、私どもで管理させていただいていたのですが、
思っていた以上に不具合が多くてですね、
建て壊して、新しくしようという計画になりまして。

つきましては、
7月末までに退去をしていただきたいというお話でございまして……』

やっぱり、退去の話かぁ。

そうかもしれないとは思っていたから、
退去そのものは、まだ受け止められた。

問題は、

7月末までに。

そう。

3ヶ月もない。

その間に、

家を探して。

内見して。

契約して。

引っ越しの準備をして。

しかも、
「本当にいい家が見つかるのか」
なんて、誰にもわからない。

なのに、
タイムリミットだけは決まっている。

え?

私、
これからずっと、
そんな不安を抱えながら生活しなきゃいけないの?

しかも、
4月に転職したばかりなんだけど?

新しい職場に慣れるだけでも必死なのに。

……。

いや、

無理じゃない?

だーーーーーー!!!

無理ゲーすぎるぅぅぅううう!!!

ちなみに皆さんは、
今までに立ち退きの経験あります?

身近でそんな話を聞いたことあります?

こんな時、
どんなムーブをかましたらいいか知ってます?

実は私、
去年、立ち退き交渉の真っ最中だった人の話を、
行きつけの飲み屋でリアルタイムで聞いていたんです。

しかも、その場には常連の1人である弁護士さんまでいた。

まさか1年後、
自分が同じ立場になるとは思わなかったけど。

過去の私のご縁、
ナイスすぎーーーw

なので、
その時のことを思い出しながら、

「退去という事情は理解しました。
ですが、正直、今この話を聞いて、
「わかりました」とは即答できません。」

『そうですか。
少し考えていただいて、次回、お会いする日を決めさせていただけませんか?』

担当者も簡単には引き下がれないよな。
と了承したら、

『明日とか…』

は?
こちらは仕事でヘトヘトで、これから寝て、明日仕事して、その後に会うって、
どこにこの話を熟考する時間があるってんだよ!

という煮えたぎる思いは出さないようにしてw

「明日来ていただいても、同じことにしかならないと思いますので…」

と、4日後に次の約束を取り付けていきました。

さあさあ、
困った困った。

これは困ったぞーーー。


こうして私は、

仕事に慣れることと、
家を探すことと、
立ち退き交渉をすることを、

同時進行でやる羽目になった。

誕生日まであと数日。
40歳の最後の最後に…

まさかこんなイベントが待っているとは思わなかったぜ。


その上、ほんの数日で、
全てが決まることも
この時の私には知る由もないのである。

……え?

(つづく)

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