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前回までのお話。
→ 「7月末までに退去してください」と言われた日。【立ち退き騒動①】
→ 「望みは何?」と聞かれて、答えられなかった。【立ち退き騒動②】
→ 「朝香、住んでそうだよ?」と言われた街。【立ち退き騒動③】
→ 12ヶ月分って言おうとしたら、15ヶ月分を提示された。【立ち退き騒動④】
→ あんたはね、決めたときの展開はめちゃくちゃ速いから。【立ち退き騒動⑤】
見知らぬ女性に背中をしっかり押され、
賃貸契約を決めた私。
「これを書いてください」
と言われ、
スラスラと書類を埋めていく。
「保証人はいかがなさいます?」
『保証人?
保証人でもいいんですか?』
「はい。問題ないですよ。
保証会社を使ってもいいですけど、
そうすると、お金かかりますからね。」
なんと。
今の世の中、
どこでも保証会社を介して契約するものだと思っていた。
保証人でいいだなんて……
昭和!w
そこで速攻、
弟へ電話をかけた。
が、平日の日中。
そりゃあ、
出てくれない。
折り返しを待つしかないか……
と、契約にまつわるあれこれを、
不動産屋のおじいちゃんから神妙な顔で聞いていた。
そのとき。
ポケットの中でブーブーと震えるスマホに気づいた。
『あ。弟からだ!』
「もしもし。
あー、誕生日おめでとう」
そうだった。
私ってば今日、
誕生日なんだったw
『いや、うん、ありがとう。
じゃなくてね、あのね……』
と、今に至るまでの流れを説明。
『で、あんたに保証人になってほしいんだけど、
お願いできる?』
「あー、まあ、いいけど、
お願いだから、飛ばんとってよーw」
ぐぬ。
『何を言ってんだw
でも、ありがとう!』
無事に保証人も決まった。
弟にお願いした書類が届き次第、
また不動産屋さんに持ってくるよう言われ、
必要書類も書き終わり、
最後にひとつ、
確認しておきたいことがあった。
『あのー、
ちなみに、この「入居できますよー」っていう決定って、
いつわかります?』
そう。
入居できるかどうか。
それ次第では、
また不動産屋巡りをしなきゃならぬ。
せめて、目安を知りたい!
「え?
あ、もう入居できますよ。
さっき、大家さんにも挨拶したでしょう?
あれで大丈夫です。」
…………へ?
思わず、
アミと顔を見合わせる。
『え?
もう、決まりでいいんですか?』
「はい。」
『え?
昭和すぎでは……?w
あれでいいんだ……』
ということで、
ハッピーバースデーあさか。
41歳の誕生日プレゼントに、
無事に新居を見つけることができました!
このシリーズもすでに6つ目。
みなさま、
覚えていますでしょうか?
そう。
この話、
立ち退きだよって言われて、
15ヶ月分だよって言われて、
新居見つけて、契約したよ。
まで、ほんの5日ほどのことなのです。
ほんと、
人生って、下がってみたり上がってみたりw
我ながら、このスピード感に
頭がぐらぐら。
でも、
頭ぐらぐらさせながら、
ようわからんまんま、
流れに身を任せてるくらいが
ちょうどいいんでしょうね。
そんなことを、
この日々で思っておりましたw
さあ、もう、ここからは、
実務的なことに大忙しです。
そして私、
業者に依頼しての引っ越しがはじめて。
どうしたらいいのだろう……
と、悩ませてもらう暇もなく、
アミの登場。
なんとこの人、
同じタイミングで引っ越すことが
前々から決まっていた。
しかも私たち、
もともとご近所さんなのに、
引っ越し先まで、またご近所さんw
そんなアミ。
「うちさー、おっきい植物あるじゃん?
そうするとさー、
なかなか引っ越し業者みつかんないんだよね。
断られちゃうの。
なんか、
ここ良さそうだしさ、
連絡してみよっかと思って!」
不動産屋さんで私が必死になっている横で、
ちゃっかり、
しっかり、
チラシをゲットしていたようだ。
『あみんちの植物は大変だろうなー。
ん?
うちも難しいのかな?』
「あさかんちの植物も
おっきいじゃん。
断られる可能性あるぞ。」
『だよね。
小さいのは、自分で運んでいけるとしても、
大きい子は無理だからなー。
アミ、その業者、良さそうだったら、
情報シェアしてくれーーー』
「もちっ!」
そうやって、
引っ越し業者まで、
するすると決まっていった。
ここから引っ越しまでの日々は、
なんだかあっという間だった。
仕事をして、
ダンボールに荷物を詰めて、
新居の掃除をして、
あちこちの長さを測って、
新しい部屋の想像を膨らませた。
大事にしたい割れ物や、
持っていける植物たちを自転車に乗せて、
谷中まで運んだ。
巣鴨から谷中へ。
何度も、なんども。
なんなら、
ほんっとーに、めんどくさかった。
なんてったって、
予定にない引っ越しだったから。
だけど、
その反面、
とっても楽しかった。
今までの部屋より、
広くなる。
私の世界が、広がる気分。
そこに何を置こうか。
こんなの欲しいな。
これもいいかも!
このタイミングだし……
なんて、
今まで我慢してたこと、
こんなにあった!
そして私は今、
谷中に住んでいます。
古い家だし、
なんじゃこりゃ!みたいなこともある。
けど、
広くなった部屋で
両手を広げながら寝そべる気分は
悪くないw
外を歩いてるときも、
ここが私の住んでる町だなんて……
気持ちいいとこっ!
って、にやにやしちゃう。
「あさかにとって家って、
そのものじゃなくて、
住んでいる周り全部含めて、
家なんだね。」
アミはそんな風に、
私を表現してくれた。
そうだね。
私にとって、
家ってほんと、そういうものだと思う!
……で。
これが、
私がブログを書かなくなっていた理由です。
こりゃ、書いてる余裕がねぇw
おしまい!
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