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ひとり旅に憧れる。自由で、気楽で、誰にも合わせなくていい。
なのに、出発が近づくほど胸の奥がザワつく。夜になると急に「私、ほんとに行けるのかな」って、不安が音量を上げてくる。
それ、全然おかしくないです。むしろ自然。
だってひとり旅って、“ひとりで全部決める”旅だから。トラブルが起きたら自分で対応するし、体調が崩れたら自分で立て直す。
その現実をちゃんと見てる人ほど、怖さが出やすい。
でも、安心って「勇気」だけで作るものじゃなくて、仕込みで作れます。
お守りみたいに効く“安心の仕込み”を5つ。怖い日のために、ここに置いておきます。
ひとり旅が怖い時、孤独が原因に見えるけど、実は違うことが多いです。
本体は「何かあった時にどうする?」の“不確定”。
つまり、怖さの正体は「想定できないことが多い」こと。
逆に言えば、想定できる範囲を増やすと、不安はちゃんと静かになります。
「誰かと繋がっている」だけで、脳は安心します。
ただし、連絡を増やしすぎると、それはそれで疲れる。ここがポイントです。
おすすめは“最小限”。
これで「何かあった時にゼロじゃない」状態が作れます。
誰かに頼るというより、“存在する出口”を確保する感じ。
ひとり旅の怖さが増える瞬間って、「逃げ道がない」と感じた時。
実際に逃げるかどうかじゃなく、“逃げられる”という事実が、心を落ち着かせます。
「最悪帰れる」というだけで、旅の緊張が一段下がります。
心は、逃げ道があると冒険できる。
ひとり旅が怖くなるのは、だいたい夜です。
暗い、疲れてる、人が少ない、知らない街。条件が揃いすぎてる。
だから夜は“回復時間”にしていい。むしろおすすめ。
夜を攻めないだけで、ひとり旅の怖さはかなり減ります。
「夜が怖い自分」を責めるより、「夜を守るルール」を作る方が強いです。
ひとり旅の安心は、地図で作れます。
特に、“迷ったら戻れる場所”が決まってると、心が落ち着く。
スマホでも紙でもいいので、最低これだけ。
ポイントは「探す」じゃなく「決めておく」。
人は疲れてると判断力が落ちるので、“探す作業”が怖さを増やします。
避難先が決まってると、気持ちがふらついても戻れる。
それだけで旅がずっと安全になる。
怖い日に効くのは、気合いじゃない。言葉です。
ひとり旅では自分の声が、いちばん身近な支えになるから。
おすすめの合言葉をいくつか置いておきます。刺さるのを選んで。
特に「今日は偵察でいい」は万能です。
観光がうまくいかなくても、「偵察だから」で全部許せる。
安心の仕込みって、前日に全部やろうとすると逆に疲れます。
おすすめは「3回に分ける」作戦。
小分けにすると、不安が膨らむ前に片付いていきます。
この“片付いてる感”が安心に直結する。
怖い時、頭の中で未来が暴走しがち。
その時は“現実”に戻すのが一番早い。
1)今見えているものを3つ言う
2)今聞こえている音を2つ言う
3)今触れている感覚を1つ言う
これ、地味だけど効きます。
怖さって頭の中の映画だから、現実に戻ると静かになります。
ひとり旅の怖さは、「やめた方がいい」のサインじゃなくて、
「準備すれば大丈夫」のサインです。
この5つが揃うと、怖さは“存在するけど支配しない”状態になります。
それが、ひとり旅を続けられる一番いい形。